競技に打ち込んでいる人にとって、一番焦るとき…。

それは病気やケガなどで、練習を控えなくてはならない時期ではないでしょうか。


身体の調子が優れないとき、最優先すべきことは、言わずもがな治癒と回復です。

そのためには十分な休息と、適切な食事、医師の指示を守り、指導に基づいたリハビリが一番大切です。


とはいえ、頭では分かっていても、気持ちが追いつかないこともあるでしょう。


「練習を休んでいる間、周囲に差をつけられてしまうのでは?」

「体力や筋力が落ちてしまいそう…」

「少しくらいなら走っても大丈夫では?」


焦りから、つい無理をしてしまいたくなる気持ちも、競技に真剣に取り組んでいる人ほど強いかもしれません。


しかし、焦って練習を再開した結果、回復が遅れてしまっては本末転倒です。

大切なのは、「練習を休まないこと」ではなく、「再び思い切り競技に打ち込める身体を取り戻すこと」。


そんなわけで今回は「故障中のトレーニング」について考えてみました。


ケガをしているとき、トレーニングはすべて中止すべき?

ケガをした場合、必ずしもすべての運動を長期間中止しなければならないとは限りません。


ケガの種類や程度、回復段階によっては、医師や理学療法士などの指導のもと、患部に負担をかけない範囲で身体を動かすことが認められる場合もあります。


例えば、ランニングを制限されている場合でも、状態によっては上半身を中心としたトレーニングや、負荷を調整した運動などが選択肢になることがあります。


ただし、「患部を使わなければ大丈夫」というわけではありません。

運動の種類によっては、直接動かしていないつもりでも患部に負担がかかることがあります。


何より重要なのは、自己判断でトレーニングを続けるのではなく、医師などの専門家と相談しながら、回復段階に合った運動を選ぶことです。


ランニング再開時に気を付けたい3つのポイント

ケガから回復し、医師などからランニング再開の許可が出た場合も、以前と同じ練習量にいきなり戻すのは避けたいところです。

再開時には、次の3つを意識しましょう。


① 距離やスピードを少しずつ戻す

休養前と同じ距離やペースで走ろうとせず、短い距離や軽い運動から段階的に再開しましょう。

状態によっては、ウォーキングと短時間のランニングを組み合わせる方法もあります。

ただし、再開時期や負荷の増やし方はケガの種類によって異なるため、専門家の指示に従うことが前提です。


② 痛みや違和感を見逃さない

走っている最中だけでなく、運動後や翌日の身体の状態にも注意しましょう。

痛みが強くなる、腫れが出る、動きに違和感があるといった場合は、運動を中止し、必要に応じて医師に相談してください。

「少し痛いけれど走れるから大丈夫」と考えないことが大切です。


③ 身体をサポートするアイテムを活用する

運動再開時には、身体に合ったシューズやサポーター、テーピングなどが役立つ場合もあります。


ただし、これらはあくまで補助的なアイテム。

ケガを治すものでも、無理な運動による負担を帳消しにするものでもありません。

適切な運動計画やリハビリと組み合わせて活用することが重要です。


動きを妨げずに筋肉や関節をサポートする「キネシオロジーテープ」

運動時の身体のサポートアイテムとして、広く利用されているものの一つが「キネシオロジーテープ」です。

キネシオロジーテープは、筋肉や皮膚の動きに合わせて伸び縮みする、伸縮性のあるテーピング用品。

関節をしっかり固定するタイプのテープとは異なり、身体の自然な動きに追従しやすいことが特徴です。

そのため、ランニングをはじめ、さまざまなスポーツシーンで利用されています。

特に、ランナーが気になることの多い膝やふくらはぎ、足裏などのサポートにも活用されています。

例えば、膝周辺の動きを補助したいとき、ふくらはぎの筋肉をサポートしたいとき、足裏のアーチ周辺をケアしたいときなどです。

ただし、テーピングによって膝痛や肉離れなどを確実に予防できるわけではありません。症状や目的に合った使い方が必要です。


キネシオロジーテープは身体のサポートに役立つ?

キネシオロジーテープには、皮膚や筋肉の動きに追従する伸縮性があります。

一般に、テープによる皮膚への刺激が身体の感覚に影響し、動作時のサポート感や痛みの軽減につながる可能性が考えられています。

また、皮膚をわずかに持ち上げることで皮膚とその下の組織の間に空間をつくり、血液やリンパ液の流れを助けるという仕組みも提唱されています。

ただし、こうした作用のすべてが十分に科学的に証明されているわけではありません。

研究では、キネシオロジーテープによる短期的な痛みの軽減などが報告される一方、効果の大きさや持続性については結果が分かれています。

ケガの治癒を早めたり、再発を確実に防いだりする効果が確立されているわけではありません。

テーピングは、治療やリハビリの代わりではなく、必要に応じて取り入れる補助的なケア方法の一つなのです。


Muellerのキネシオロジーテープで、日々のコンディショニングをサポート

スポーツケア用品を展開するMueller Japanでは、運動時の身体の動きをサポートするキネシオロジーテープを取り扱っています。

Muellerのキネシオロジーテープは、米国ウィスコンシン大学の理学療法チームの知見を生かして設計された製品です。

特徴は、優れた伸縮性と通気性。

身体の動きに合わせてフィットしやすく、運動時にも自然な動きを妨げにくい設計です。

また、機能的なウェーブ加工によって、安定した伸縮性と剥がれにくさにも配慮しています。

天然ゴムを使用しないラテックスフリー仕様で、肌への配慮もなされています。

ランニングやトレーニングをはじめ、日常生活での身体のサポートにも取り入れやすいアイテムです。

なお、貼る位置や方向、引っ張る強さなどによって使用感が異なるため、初めて使用する場合やケガからの運動再開時には、トレーナーや理学療法士などに相談することをおすすめします。

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「休むこと」も、強くなるための大切な選択

競技に真剣に取り組んでいる人ほど、練習を休むことに焦りを感じるものです。

しかし、ケガをしているときに無理を重ねることが、必ずしも競技力の向上につながるわけではありません。

ときには勇気を持って休むこと。

回復段階に合わせて、少しずつ身体を動かすこと。

そして、必要に応じて身体をサポートするアイテムを取り入れること。

それらも、長くスポーツを続けていくための大切なコンディショニングです。

「今すぐ走りたい」という気持ちを、「これからも走り続けたい」という未来につなげるために。

Muellerは、スポーツに取り組む皆さんの身体づくりとコンディショニングをサポートします。


【重要】ケガ・故障中の運動とテーピングについて

怪我からの「治癒・完全復活」には、適切な休養と医師の診断が最優先です。

テーピングは痛みを根本から治すものではなく、あくまで動きをサポートするためのものです。

医師や専門医から運動の中止・制限を指示されている場合は、自己判断での使用やランニングはお控えいただき、必ず医師の指示に従ってください。