競技者の為のスポーツ医学講座
第14回 非接触性 ACL(前十字靭帯)損傷のメカニズムと予防パート5 ~トレーニング目標~
Mueller Sports Medicine x 大阪体育大学准教授下河内先生
前十字靭帯(ACL)損傷はストップ、カット、ターン、ジャンプの着地などで生じることが多い、スキー、バスケット、バレーボール、サッカー、ラグビー、フットボール、柔道でよく起こります。
今回のビデオの内容 :ACL損傷は男子より女子の方が起こりやすい?なぜでしょうか?某女子スポーツチームのデータを元に、そして、急激に減速をした時に受ける衝撃により起こりやすいACL損傷をドロップジャンプを例に挙げ解析していきます。高さ90cmからドロップジャンプをし、着地する時に身体のどこで衝撃を人間は受けているでしょうか?より多くの箇所で衝撃を受け、分散することによりリスクを減らすことができる。その他にも同時に起こる条件を整えればリスクを減らせる。そのためのトレーニングをする上で目標を設定し、怪我をしにくいカラダづくりをする。
前十字靭帯(ACL)とは大腿骨(太ももの骨)の後方から脛骨(すねの骨)の前方をつなぐ靭帯で、大腿骨に対する脛骨の前方のゆるみと膝のひねりを制御する膝の安定性にとって重要な靭帯です。
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